ずっと、きみはペットのスミレちゃんになりたかった
当時中学3年で受験生だったからか、
高学歴でバリバリ仕事して、家にはモモがいるスミレちゃんがほんとーに憧れだった。
バリバリ仕事がしたい!(じぶんを受け入れてくれる、才能がある人と暮らしながら。)
その一心で。
中学三年生といえば。
ピアノが得意な人に憧れて、
バレーボールが得意な人に憧れて、
テレビの前のアイドル(当時はモー娘。)に憧れて、
諦めて。
なんとか必死で、勉強に逃げてきた時な気もする。
いい高校に入って、いい大学に入って。
そうしたら何事もそこそこ(&以下)な自分も、特別な才能がある人と何かがいっしょになれるんじゃないか。
そんな期待&こざかしさがあった。
小さい頃から、〇〇が好き!
という感覚をいつも人と比べてた。
あの子の方が服が好き。
あの子の方が本が好き。
あの子の方がピアノが好き。
あの子の方が音楽が好き。
だから私のその気持ちは好きとかじゃない。
趣味なんてめっそうもない。
テストの点数みたいに、分かりやすく判定されないこと以外は力を注ぐのが苦手で。
いつも、中途半端な てい でいた。
今思えば毎週Mステにかじりついてモー娘。が出てたらすかさずビデオの録画ボタンを押しに行ったり、
コンビニの雑誌を立ち読みしてモー娘。の出演情報をかかさずチェックしたり、
LOVEマシーンからは振りをコピーしたり(クリスマスプレゼントはLOVEマシーンのCD)、
少しは「私はモー娘。のファンです!」って言えてたかもしれない。
趣味でさえ、中途半端な てい だった。
将来やりたいこととかも、ずーっと、深く考えないようにしてた。
特別な存在になりたくて、才能のある人に憧れて、自分にしかできない何かをずっと探して。
なんもない自分に落ち込んで。
本当は、モダンダンスを極めたモモが憧れだった。
そんな人と暮らせるスミレちゃんになりたかった。
モモみたいに、自分がやりたいことを極めたい。
本当はやりたいことって見つかってた。
そのためにやるべきことも、ちゃんと知ってた。
全力でやって、ダメだったら怖かった。
やれなかった。やらなかった。
だから、このブログを始めます。
2017年版のきみはペットをみて、15年ぶりにその時の気持ちを思い出せて良かった。
それにしても、志尊淳の食べ方さいこー!
茶碗蒸しとオムライスが作れるようになるぞー